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今回は、私の大好きな図書館についてです。
大好きな図書館。
ですが、『ずぼら』な私にはハードルが高い面も。
というのはずばり、返却です。
借りに行くのはウキウキと行くのですが、返しに行くのがねぇ……。
うっかり期限すぎることも。
ごめんなさい、図書館さん。
そんな高いハードルもありますが、やはり図書館は大好きなので、頻繁に利用する私なりの図書館利用法をお伝えします。
本の返却可能場所を、要確認
返却をうっかり忘れて……というのは、自分の動作線上に図書館がない場合です。
例えば家と職場の間に図書館があれば、「返却めんどい」とはなりません。
でも、そうそういい場所に図書館はないんですよね。
しかし、ここで要確認なのは図書館の出張所的な施設です。
『〇〇センター』『〇〇プラザ』などの名前がついた施設などです。
図書館が設置されてる自治体の施設で、本の受け取りや返却ができるというもの。
図書館そのものが動作線上になくても、こういう施設があればラッキーです。
なかなか返しに行くのがなぁ……という方は、図書館のサイトから確認してみるのも一手です。
本を借りるだけじゃない
図書館というと、本を読んだり借りたりを思いつきます。
が、それだけじゃない機能や資料があって、なかなか楽しいのです。
CD・DVD
借りられる図書館がわりとあります。
館内利用のみというところもあるかと思いますが、借りられるとなかなかありがたい。
その図書館の収集方針などにより、どんなジャンルがあるか違うと思います。
が、レンタル屋さんとは違った品ぞろえで楽しい。
以前通っていた図書館では、NHKのドキュメンタリー番組のDVDがあったり歴史ものがあったり、もちろん映画もあったり。
落語のCDもあってみているだけで楽しかったです。
商用データベース
これはとても助かりました。
仕事で調べものが必要なときがあったのですが、例えば少し前の新聞記事を探すときなどなかなか探せないものです。
が、商用データベースが利用できる図書館だとキーワードで調べることができる!
ありがたい!
商用データベースとは、有料で提供されているデータベース。
- 政策や法律が調べられるもの
- 新聞記事が検索できるもの(各新聞社が出してる)
- 事典や辞典
- 学術論文の検索
などなど。
新聞記事の検索は、もーめっちゃ助かりました。
掲載期間やキーワードでの絞り込みができて有り難や……!
宿題やレポートにも使えるサービスではないでしょうか。
小学生の夏休みの自由研究にも使えるサービスだと思っております。
レファレンス
そして、なにより有難いサービスなのが、『レファレンス』。
調査・研究などに必要な資料や情報を、検索して提供してくれるもの。
カンタンにいうと、知りたいことを調べるお手伝いをしてくれるサービスです。
「どんなこと調べてんのかな?」と思ったときにおススメなのがこちら。
図書館のプロが教える“調べるコツ” 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集 / 浅野高史 【本】 価格:1,980円 |
柏書房さんから出てる本です。
ちょっとリンク貼っていいのかわからずにおりますが、詳細を知りたいときは柏書房さんのサイトだと、詳しい目次が見れました。
目次みるだけで、「そんなん調べてくれるの!?」ってなります。
ぜひ、ちょいひと手間ですが見てみてください。
例えばこんな感じ
いま私が疑問に思っていることで、レファレンスをお願いできるものを例にしてみます。
- 方言の「ばってん」というのは、九州のどこからどこまで使われているか?
- テレビの「CMまたぎ」っていつ頃から使われだした?
- 地元の港の成り立ち・歴史を知りたい
- 近所に石碑があるが、その謂れを知りたい
などなどです。
仕事で利用したときは、地方の特産品の名前の歴史や、古い資料、貿易についてなどもお尋ねしたことがあります。
それ以外にも、
「〇〇という本はどこにありますか?」
「△△関係の本はどの辺ですか?」
とか、わからない時は聞いちゃうこともあります。
利用のしかた
図書館によりルールがあると思いますが、基本は
- 図書館に行く
- カウンターで調べたい旨を伝える
これだけです。
図書館によっては「レファレンスカウンター」という専用のカウンターがあるところもあります。
図書館員さんにお尋ねすると、今度は図書館スタッフさんよりインタビューがあります。
調べるために必要な情報を、逆に引き出されるわけです。
私もレファレンスをお願いするときに、
「あの、ペットの病気について調べたいのですが」
という風に切り出しますが、当然それだけで調べることはできません。
図書館スタッフさんから、
「病状についてですか、飼い主さんのエッセイなどですか?」
という感じで絞り込んでくださいます。
(これは私が勝手に捏造・想像しております……)
それから、レファレンスを依頼する前に、すでに自分で確認済みの資料があれば、それも申し出ます。
図書館さんに無駄な労力をおかけしないように、調べた本はメモしておくと、スムーズ。
遠慮はしない
よく「そんなことを聞くのは悪いから」とレファレンスサービスを利用しない人がいます。
が、もったいない!
調べなくてもいいことをワザと聞くなら、悪質ですが。
調べたいことがあって、わからないのなら聞くのが早いです。
今はコロナの問題があるので、棚の場所くらいなら案内図を見るなどするのがいいかと思います。
が、図書館の案内図や分類って、わかりにくいこともあるものです。
小説なら『文学』って分類があれば、そこかなと思います。
私がよく「?」ってなっちゃうのは、『総記』『社会科学』という分類。
普段、聞きなれない分野なので、具体的にどういう本があるか悩みます。
そういう時は、聞いていいと思うのです。
実際、「〇〇関係の本はどこですか?」と聞いて嫌な顔をする図書館員さんには出会ったことはありません。
ちょっとやっかいな、仕事がらみの調べものをお願いした時も一生懸命、そして丁寧に調べて回答をくださいました。
おわり
て、ここまで書いて思いました。
図書館って、ズボラな私にはありがたいとこだ。
調べたいことのショートカットができる場所だ。
しかも、最近は漫画が置いてある図書館も多くてうれしい。
レファレンスサービスとかいろいろあるけど、もう純粋に本やら雑誌やらいっぱいあって、ぶらぶら棚を見て回って借りるのが大好きです。
ありがとう、近所の図書館!
遅れずに返しに行きます……‼